自己紹介

父の仕事の関係で両親と共に4~9歳まではドイツ、13~17歳まではフランスで暮らす。2001年にドイツ人男性と結婚。現在ドイツに住む。

Mona & Murle

Mona & Murle
仲良し

ラベル

日曜日, 5月 13, 2007

Spargel Zeit=ホワイトアスパラガスの季節

今年はいつもの年より温暖の為、アスパラの時期が早くやってきた。温室や輸入のお蔭で一年中あらゆる食べ物が、何時何処でも食べられる時代に”白アスパラ“だけは相変わらずこの時期にしか食べられない。近年にしては稀な野菜である。
日本でも最近は航空便で送られ、スーパーや八百屋さんに出回っていると聞く。目が飛び出すほどの値段だとか。。。。。。。。。。。。。。此方では1キロ4.00~9.00Euro程度である。(ちなみにドイツでは一人あたり500gの計算だ)

むろんアスパラにもクラスがあり。クラスによって値段はいかなる。適度に太く、真直ぐ伸び、全体の色が白い物が一級。やはり姿形の良い物が高い。味の程はどのクラスを買ってもあまり大差がない様に思われる。スープの具には、アスパラの頭の先だけが売っているので、それで十分。

アスパラを食べるとトイレが近くなる、(新陣代謝を活発にする効果があるらしい)。
>それに、ちょっと変な話だが、知っておくと安心。アスパラを食べた後の尿は独特な臭いがする。別に異常ではない。


ホワイトアスパラガラスの湯掻き方 

アスパラガス1人500g
砂糖少々
塩少々



*アスパラをざっと洗う。
* 全体の皮を皮むきなどでむく。
(根の部分がやや硬めなので多めにむく。皮は捨てない)

* アスパラ全体が横または立てに入る鍋を選び、アスパラの皮全が浸かるだけの水を入れ、皮がしんなりなるまで煮る。
* 皮を取り出す(皮に煮出し汁がかなり残るので、皮を絞る事を忘れない)。
*その汁にアスパラを入れる。全体が水に浸かるように、水を足す(立てに入れる場合はむろん頭を上に)、砂糖少々(蜂蜜でもいい)、塩少々を加えてアスパラが柔らかくなるまで湯掻く(1kgで15~20分程度が目安)。
*煮出し汁は捨てない。これがアスパラガススープの大事な素となる(すぐに使わない場合は凍らせておくと良い)。

* アスパラはこれで出来上がり。
* 後はバターを溶すか、オランデーズソースを作ってかけて食べるのが一般的である。
* これにお肉かお魚料理を組み合わせて食べる事も多い。


ホワイトアスパラガスのスープの作り方
(2人分)

アスパラの煮出し汁400 ml
塩少々、胡椒少々、レモン汁少々、砂糖 少(味を調べながら入れていく)
小麦粉15 g
ミルク大さじ8
ウスターソウス少々
生クリイム30 ml

* 煮出し汁を温め、そこに小麦粉とミルクを合わせた物を混ぜながら加える(マッシュポテトの残りがあれば、それを入れても美味しい)。
* 重要なのは底が焦げ付かない様に混ぜながら、5分間温めた上で調味料(必要に応じて加える)、ウスターソウスと生クリイムを入れ、最後にハンドミクサーで泡立たせる。
* ここでアスパラがあれば、一口程度に切った物を入れる。
* 最後に温めてあったスープ皿に注ぎ込んで出来上がり。

知っておくと便利:アスパラを買ってすぐに食べない場合は、濡れ布巾(布巾が乾かないように注意)に包み冷蔵庫または涼しい場所に保存する。

Guten Appetit! (=美味しく召し上がれ)









0 件のコメント: